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我が家の花瓶を紹介します
スタッフブログ 2025.12.6

 

こんにちは。negla設計室の高木です。
仙台ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、みなさまご体調はいかがでしょうか。
雪も降って一気に寒くなるようなので体調を崩されぬよう、お気を付けください。

 

今日は我が家を彩ってくれる花瓶のご紹介をしたいと思います。
日々の生活の中で観葉植物を飾られる方は多いかと思いますが、お花はどうでしょうか。
毎日の水交換や剪定、そもそもお店でのお花選びから気を遣うポイントは多いので手を出しづらい印象をお持ちの方も多いかと思います。
でも、上手に飾ることが出来ればお部屋が一気に華やかになります。花だけに。

 

その際に是非楽しみながら選んでいただきたいのが花瓶です。
鉢カバーと違って様々なデザインが様々な手法で製造されています。

 

これは超名作と言われる、建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたフラワーベースです。
一家に一個あってもいいのでは?と思えるほど、あらゆる空間に馴染みます。
今から90年前に世に出た花瓶ですが、未だにこれを超える花瓶はないと言えるほどの完成度です。
流れるような有機的なフォルムのモチーフは、湖の形や白樺の根本付近の断面形状など、諸説存在しますが、
そのデザインが作り出す淵の窪みが活けた花を安定させることに役立ちます。
枝ものを飾っても絵になる、オールマイティーな花瓶でもあります。
非のうちどころがないプロダクトだと思います。

 

こちらの木製の一輪差しは出所不明です(県内の雑貨屋さんで購入)が無垢材を旋盤加工して花器にするという荒々しくもシンプルな発想が花の色気を引き立てます。
差し込み口には試験管が入っているので水が漏れる心配はないのですが、大きく身が割れているその姿を見ると少し不安になります。
シンプルと荒々しさと少しの不安感=色気のある美しさ
こんな方程式が成り立ちそうな、魅力溢れる出自不明な花器です。

最後にご紹介するのはオイバ・トイッカのフラワーベースです。
ガラス・陶芸のデザイナーだけあって、薄いガラスに細かい装飾を施した、見るからに繊細なデザインを得意としています。
直径15センチほどの丸みを帯びた花瓶には、ふと通りかかったお花屋さんでお買い得品になっていた花をポンと挿し入れても絵になる、そんなデザイン性があります。
こんなに綺麗で繊細でヴィンテージ品なのに、探せば数千円で手に入れることが出来るのは現代のバグかもしれません。

 

まだまだコレクションはあるので、続きは第二弾でご紹介させてください。
お花がある暮らし、みなさんも初めてみませんか?