ご主人のお母様がお一人で暮らしていた築31年の木造住宅。息子家族との同居をきっかけに、窓の交換と断熱強化によるリノベーションをしました。 主にお母様が暮らす1階は、慣れ親しんだ間取りと動線はそのままに住宅性能を向上。 2階部分はもともと仕切られた個室が多く存在していたが、全体的な間取りを変更。家族が集える開放的なリビングダイニングと新たにキッチンを増設しました。 また、帰ってきた家族が玄関から直接2階へ上がれるよう階段位置も変更しています。階段エリアは仕切ることで、世帯ごとの程よい距離感を保ちながら外から流入してくる冷気や暖気を止める「風除室」としての役割も兼ねています。 住宅性能向上による暮らしの快適さだけでなく、世代によって異なるライフスタイルにも配慮した住まいとなっております。