光と空間を活かす家
薪ストーブを導入した延床面積22.5坪のコンパクトな住まい。南面には太陽の光を十分に取り込む大窓を配しています。また、外とのつながりを配慮し、畑で育てた野菜を気軽に室内へ持ち運べる裏動線も設けました。
2016年5月竣工
カラフルな家具と植物の緑が映えるリビング。無垢材と漆喰に包まれた空間があたたかく家族を向かい入れてくれる。天井には照明の位置換えをできるようレールを設置。
キッチンからリビングを望む。南面の大窓からは家族が野菜を育てている畑と森を眺望でき、四季を感じて過ごすことができる。
木の質感をふんだんに感じることのできる2階ホール。収納スペースとしてロフトを設置。また、家族の成長に合わせて空間を仕切ることができる。
夕景に見る外観は、室内のあたたかな光がそれぞれの室内をやわらかく包み込み、家族の楽しい日常を想像させてくれる。
白と黒の陰影をもたらす灯が印象的なポーチは、家族の帰りをあたたかく迎えて入れてくれる。
広さと使いやすさを重視した機能性の高いキッチンスペース。写真左側の棚は全て家具屋さんによるフルオーダーメイド。畑で採れた野菜を直接キッチンへ持ち込める動線を設けた。
高窓から光が差し込む洗面脱衣室。大きな鏡を配した洗面台と棚は全て造作。
南面に配した階段は、鉄骨にすることで外からの目線を遮りながらも光を取り込むことができる。
大きな吹き抜けを配した室内は、冬でも薪ストーブのぬくもりが室内全体に行きわたる空間設計となっている。
2階南面に配したインナーバルコニー(物干室)は、天候に左右されずに洗濯物を干すことができる便利な空間。