高木です。

先日、8年前にお引き渡ししたお家に定期メンテナンスでお伺いしました。

広大な敷地に延床24坪というコンパクトなお家。

高速道路の気温計が38度を表示する猛暑日に、10畳用エアコン1台と扇風機で快適な室内環境。

コンパクトなお家のメリットを最大限に享受していると笑うオーナー。

最近は家庭菜園で採れる野菜で様々な料理をしているそうです。地に足をつけた生活とはこのことをいうんだろうな、と感心させられました。

私たちが提案出来るのはあくまで生活の器の部分です。その器をどのように使い、なにを盛り付けるのかは暮らし手さんに委ねられます。今回お伺いしたお宅に限らず、ライフサイクルの変化に柔軟に対応するオーナーたちの逞しさに驚かされます。

帰り道の車内で飴色に変化した床板を思い出しながら、少し幸せな気持ちになりました。