気密がよい大工さんの現場
negla設計室の菅藤です。
これからはコンスタントにブログを
更新していきますので、こうご期待です。
新築の現場の技術的なことですが、
無垢材・自然素材でのおうちでも
高断熱・高気密が当たり前になり、
施工の精度がとても向上していることを実感します。
背景には、一緒に造ってきた職人さんたちの
技術、気持ちが沢山つまっているのですが、
完成した後は見えなくなってしまうものが
多いので、いくつかご紹介を。
現場が綺麗。
後で掃除すればと思いがちで、
直接に性能向上につながる訳ではありませんが、
とても大切なことだと思っています。
![](https://www.negla.jp/wp-content/uploads/2023/01/00-1-1024x684.jpg)
気密シートをはった後の、
コンセントやスイッチ、配線などの欠損部をつくらない。
胴縁をシートをはった後に配線胴縁として、
電気屋さんができるだけシートに穴をあけないように配線や
スイッチ、コンセントを設置していきます。
これだけでもだいぶ隙間は減ると思います。だと思っています。
![](https://www.negla.jp/wp-content/uploads/2023/01/00-2-1024x684.jpg)
もっともっと技術的なことはたくさんありますが、
書ききれないので、さわりの部分だけ。
建物の施工途中で中間の気密測定を行うのですが、
数値が目に見えてでてくるので、
いつも大工さんとドキドキしながら測定します。
当社の基準としましては、数値が0.3としておりますが、
現場は数値0.1をだしてくることがほとんど。
数値が0.2になっただけで大工さんは悔しがります。
![](https://www.negla.jp/wp-content/uploads/2023/01/00-3-1024x684.jpg)
光熱費もそうですが、性能の数値など
目に見えるものを前もって希望値を
きめていくことも大切ですね。
施工途中や、中間の気密測定を
見学する機会も設けておりますので、
気軽にお問合せください。